面取筒釜で、大西浄長が「大西定林」と極めています。大西定林は江戸大西家初代、二代大西浄清の子で、東京国立博物館の「井桁釜」など、極めて技術の高い釜を作っています。本作は筒釜ですが、末広りになっており造形が独特です。また砂膚や鐶付も美しいものです。国立国会図書館に公開されている文献では、この釜の形は石州好みとされています。釜の図の鐶付は異なりますが、文献の文章には「一口 茄子」(釜の呼称単位は口)とあり、茄子鐶付の釜もあると記されています。○国立国会図書館デジタルコレクションのホームページより「釜之図2巻」で検索すると文献が表示されます。上記は文献の20ページと41ページの説明になります。※メルカリの規約上、URLを記載できません。定林と石州は同じ時代を生きていますから、石州の注文で作られた可能性があります。経年の劣化があります。通常使用の範囲では水漏れはありませんでした。(確認は水を入れて常温より、電熱及び炭で沸騰させる方法です。)釜鐶が付きますが、割合新しいので大西浄長の作かもしれません。◎以下極書の訳面取筒釜一 胴径 五寸九分一 口径 四寸三分一 鐶付 茄子右釜元禄年時代定林作無紛者也 御釜師 大西浄長★個人で収集、保管したものなので、経年の劣化や傷、錆びがあります。写真をよくご覧いただき、購入をご検討ください。★何か気になることがございましたら、お気軽にご質問ください。#茶道 #茶道具 #釜 #茶釜 #利休 #大西清右衛門 #大西定林 #大西浄長 #大西 #表千家 #裏千家 #武者小路千家 #江戸 #石州種類···茶道具主な素材···鉄
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 金属工芸 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |