壮士決戦不顧死 壮士戦いを決すれば 死を顧みず 此際豈亦容毀訾 此の際 豈亦毀訾(あにまたきし)を容(い)れんや錦旗飜風函嶺巓 錦旗(きんき)風に飜(ひるがえ)る函嶺(かんれい)の巓(いただき)満城殺気紊綱紀 満城の殺気 綱紀を紊(みだ)す丈夫報恩他有需 丈夫 恩に報ゆるは他に需(もと)むる有り救此蒼生答天子 此の蒼生を救ひ 天子に答へん (『勝海舟全集14・勁草書房』所収) 毀訾…責めそしること。豈…あとに打消しの語を伴って、強い否定の気持ちを表す。どうして…か。錦旗…天皇(朝廷)の軍(官軍)の旗。函嶺…箱根山(はこねやま)の異称。満城…街全体。街いっぱいに満ちる綱紀…国家を治める大法と細則。紊す…乱す。蒼生…多くの人々。【真作】【参考】勝海舟 [1823〜1899]幕末・明治時代の政治家。江戸の人。名は義邦、のち安芳(やすよし)。通称、麟太郎。安房守(あわのかみ)。蘭学・兵学を学び、万延元年(1860)幕府使節とともに、咸臨丸(かんりんまる)を指揮して渡米。幕府海軍育成に尽力。幕府側代表として西郷隆盛と会見し、江戸無血開城を実現。明治維新後、海軍卿・枢密顧問官などを歴任。著「吹塵録」「海軍歴史」、自伝「氷川清話」など。【作品状態】 本紙は紙本肉筆です。本紙は薄汚れ、全体に多数の折れ、巻シワあります。表装は紙表装で、薄汚れ、汚れシミ、全体に多数の折れ、巻シワ、天に虫穴、欠損あります。 杉箱付 軸丈 縦 177cm × 幅 76cm 写真で状態をご判断の上、宜しくお願い致します。※質問などについては、すぐにお応えできない場合があります。【注意事項】☆送料は無料でお届け致します☆ 【その他の商品は ☆宝船☆】 屋号を ☆宝船☆ と致しました。 他にも色々出品しております 掛軸☆宝船☆ と検索してみて下さい。 宜しくお願い致します。
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