アメリカ在住時に各州のビンテージショップを飛び回り、幾多のJ-45、J-50を弾き比べ、ロサンゼルスにあるNorman Rare Guitarsというお店で2019年に購入した1949年製のJ-50です。本国であるアメリカにて約1年かけて何本も何本も試奏しましたが、本機の鳴りが圧倒的でしたので購入しました。1940年代のJ-50となりますと、昨今ではなかなか市場に出回らないので、具体的な例がありませんが、市場相場ですと150万円から200万円になります。また、Norman Guitarのオーナーさん曰く、1940年代は、稀にトップのスプルースにアディロンダックスプルースが使われるそうなのですが、本機は、見た目、音から、ほぼ99%の確率でアディロンダックだろうとのことでした。もちろん、指板、ブリッジはハカランダが使用されています。見ての通り、見た目としては、とても引き込まれていて、弾き傷や、ボディ全体にウェザーチェックがびっしり入っており、圧巻のルックスではありますが、プレイヤビリティ、その他の状態は良好で、新品のギターのような弾き心地です。ネックも戦前のものの太いイメージがありますが、むしろ手に吸い付くようで手が小さい方でもとても弾き易いかと思います。また、去年の9月頃、かかりつけのギター工房にて、フレット、ナット、サドルの交換、剥がれそうなブレーシングの再接着を含む全体的な調整を10万円ほどかけて行い、その後、GLIDEさんにてPLEKもしていただいているため、最高のコンディションにあります。その後、あまり弾けていないのでフレットはほぼ消耗しておらず、98%残りあり。ネックはまっすぐ、トラスロッドもほぼ触れておらず、左右に十二分に余裕あり。ボディの膨らみなし。弦高は12フレットにて6弦 : 2.3mm1弦 : 1.8mmとなっており、全音びびりなく、弾きやすさと鳴りのバランスをとった適正値となっております。サドルも余りが3mmほどと、十分にありますのでお買い上げ後の調整も余裕を持ってしていただけるかと思います。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 楽器/器材 > アコースティックギター |
ブランド | ギブソン |
商品の状態 | 傷や汚れあり |